2022.06.17
いの町の「紙の博物館」で「土佐派の家」展を開催しています。
「土佐派の家」は、地場の木材、土佐漆喰、土佐和紙を使った木造建築で、高知に古くから伝わる職人の伝統的技法に現代のデザインを融合させています。
「土佐派の家」展では、実物大の土壁や漆喰壁、無垢の杉板を使った外壁、瓦を葺いた屋根の模型を展示しています。
また、実際に住宅で使用されている檜や杉の柱も展示していますので、新築やリフォームの検討をされている方には参考になるかと思います。
展示室には、土佐派の家の設定を手掛けている建築家がおりますので、家造りの相談も可能です。
「高知の伝統的な建築技法を学びたい」「自然素材の家造りについて知りたい」といった要望に応える展示となっています。
開催期間は2022年7月2日までです。
実物大の土壁と板壁、屋根の模型です。実際の屋根と同じように断熱材も入っています。
土佐漆喰やベンガラなどの塗り壁のサンプルもあります。
黒い漆喰は松煙漆喰です。
建築家の紹介もあります。
さまざまな土佐和紙や土壁の構造について見学することもできます。